「AIなら誰でも楽に月5万稼げる」という広告を見て、本当に安全なのか不安に感じていませんか。
私は文系出身ですが、怪しい裏ワザではなく、正攻法でAIを活用して月12万円の副業収入を得ています。
この記事では、AIライティングで詐欺に騙されず着実に稼ぐための手順をお伝えします。
- 「スマホでポチポチ」「即金」系のAI副業は、ほぼ詐欺か稼げない
- AIライティングの基礎は「独学と実践」で習得できる
- 文系初心者が安全に稼ぐには「スキル習得」と「大手サイトの利用」が必須
AIライティング副業は詐欺なのか？実態を解説
インスタグラムやYouTubeの広告で、「AIを使えば誰でも簡単に月5万円稼げる」 「スマホでポチポチするだけで不労所得」といった怪しい広告をよく見かけますよね。
結論から言えば、「楽して稼げる」と謳うAI副業の多くは、詐欺まがいか、まったく稼げないものばかりです。
しかし、AIライティングという仕事そのものが怪しいわけではありません。
私は現役の文系SIer社員として働きながら、AIを正しく活用して月12万円の副業収入を得ています。
ここでは、「怪しい詐欺案件」と、私が実践している「まっとうな仕事」の違いについて、実体験をもとに解説します。
巷にあふれる「怪しいAI副業」の特徴
まず、初心者が騙されやすい偽物のAI副業には共通点があります。
それは、「スキル不要」と「自動化」を過剰にアピールしていることです。
よくあるのが、「指定のAIツールにキーワードを入れるだけで報酬発生」といったもの。
もし本当にそれだけでお金になるなら、誰も人に頼まず自分でやりますよね。
こうした案件は、高額なツールやスクール代を請求される入り口であるケースがほとんどです。
また、「コピペだけでOK」という仕事も危険です。
今のAIは優秀ですが、何も手を加えない文章は人間味や正確さに欠けます。そうした質の低い記事にお金を払うクライアントはいません。
「AIに丸投げで稼げる」という話は、すべて疑ってかかるくらいでちょうど良いでしょう。
まっとうなAIライティングとは
一方で、私が取り組んでいるのは「AIをアシスタントとして使うWebライティング」です。
これは詐欺ではなく、しっかりとしたビジネスです。
私は大学2年生から長期インターンでライティングを学び、現在はフリーランスとして企業と契約しています。
具体的には以下のような流れで仕事をしています。
- 構成を作る：どんな読者に何を伝えるか、自分で考える
- AIに下書きさせる：ChatGPTなどに指示を出して、文章の土台を作らせる
- 人の手で直す：情報の誤りがないか確認し、読みやすくリライトする
この「人の手で直す」工程があるからこそ、クライアントから信頼され、文字単価1.8円という好条件で契約できています。
私は月に10〜12記事ほど納品していますが、決して「楽して」稼いでいるわけではありません。
自分の持っているライティングスキルを、AIで効率化しているだけなのです。
本物のAI副業とは、「魔法の杖」で遊ぶことではなく、優秀な道具を使いこなして価値を提供することだと言えます。
公的機関も警告！実際にあった「副業詐欺」の手口
ここでは、消費者庁や国民生活センターが注意喚起している実際の事例をもとに、その危険な手口を紹介します。
「自分は大丈夫」と思わず、こうした罠が潜んでいることを知ってください。
手口1：「スタンプを送るだけ」でお金がもらえる？
スマートフォンでできるバイトをインターネットで検索し、「スマートフォンからスタンプを送信するだけで日給５万円」と記載されていたのでその事業者のサイトから登録し、電子書籍代2,000円をカード決済した。事業者から説明を聞くために予約したところ、後日、担当者から電話があり、予想収益を100万円とする約70万円のサポートプランを勧められた。「先行投資」と言われ、貸金業者３社から30万円ずつ借金する方法を提示された。遠隔操作アプリで私のスマートフォンの画面が共有された状態でインターネット上で各社に借金を申し込んだ。しかし、後で家族に反対されたため、借金の申し込みを撤回した。最初の電子書籍代はあきらめるが、画像送信した免許証やカードの悪用が心配だ。どうしたらよいか。
（2022年11月受付 20歳代 男性）
引用：独立行政法人国民生活センター「20歳代が狙われている!?遠隔操作アプリを悪用して借金をさせる副業や投資の勧誘に注意」令和５年６月７日
一つ目は、「スマホで簡単な作業をするだけで稼げる」と持ちかけるパターンです。
この手口の恐ろしいところは、「最初は安く、後から高く」請求してくる点です。
- 最初は「マニュアル代」等として、数千円（事例では約2,000円）程度の安価なテキストを購入させる。
- その後、電話でのサポートなどを口実に、数万円から百万円以上もする高額なコースへの加入を迫る。
- 断ろうとすると「すぐに元が取れる」「稼げなかったら返金する」といった甘い言葉で契約を迫るが、実際には説明通りの利益が出ない。
AI副業でも、「ツール代は安いが、その後の高額コンサルが必要」と言われたら、この手口を思い出してください。
手口2：「お金がない」は断る理由にならない
動画投稿サイトで広告を見て、副業サイトにアクセスし、無料通話アプリで友達登録した。「情報商材の購入が必要」というので、約2,000円の情報商材を購入すると、後日、事業者から電話があり「詳細を説明するので予約をするように」と案内された。約束した日に事業者から電話で「アフィリエイトや動画配信サービスの仲介ビジネスでもうかる方法を教える。手っ取り早くもうかる約200万円のサポートプランがあなたに合っている」と勧められた。「お金がない」と断ると、「貸金業者で借金する方法を教えるのでスマートフォンに遠隔操作アプリを入れるように」と案内され指示に従った。電話で事業者から言われるままスマートフォンの操作を行い、勤務先について嘘の申告をするように指示され、２社の貸金業者から50万円ずつ合計100万円を借金し、指定された個人名義の口座に振り込んだ。「残金は別の貸金業者で借金するように」と言われたが、借金の返済が苦しいので返金してほしい。
（2022年12月受付 20歳代 女性）引用：独立行政法人国民生活センター「20歳代が狙われている!?遠隔操作アプリを悪用して借金をさせる副業や投資の勧誘に注意」令和５年６月７日
二つ目は、高額なサポート費用を支払わせるために、無理やり借金をさせるパターンです。
国民生活センターへの相談事例によると、お金がないと断った人に対し、「借金してもすぐに返せる」「稼いだお金で返済すればいい」と説得し、消費者金融から借り入れをさせる手口が報告されています。
「すぐに稼げるから借金ではない」という理屈は詐欺師の常套句です。
副業を始めるために、借金を勧められた時点で「100%詐欺」だと判断して逃げてください。
騙されるな！AI副業詐欺・悪質商材の共通点
「自分だけは騙されない」と思っていても、詐欺の手口は年々巧妙になっています。
特にAIという新しい技術が絡むと、何が本当かわからなくなりがちです。
ここでは、初心者が陥りやすい詐欺案件の特徴と、社会人が検討すべき正しい自己投資の見極め方について解説します。
高額スクールへの誘導と「スキル不要」の罠
まず注意すべきなのは、「知識ゼロでOK」「初月から30万円保証」といった甘い言葉で勧誘し、内容に見合わない高額な費用を請求するケースです。
彼らは「AIを使えばスキルはいらない」と言いますが、これは大きな間違いです。
そうした商材は、中身のないPDFや無料ツールを高値で売りつけるだけの詐欺まがいなものがほとんどです。
一方で、お金を払ってスクールに通うことがすべて悪いわけではありません。
私は学生時代に長期インターンという時間を使う方法でスキルを磨きましたが、本業が忙しい社会人には時間の余裕がないのも事実です。
体系化されたカリキュラムを持つ優良なスクールは、独学だと半年かかることを1ヶ月で学ぶための「時間を買う投資」として非常に有効です。
重要なのは見極めです。
「楽して稼げる権利」を売る業者は詐欺ですが、「一生使えるスキル」を効率よく教えてくれる場所なら、それは自己投資になります。
稼げない案件の具体例
詐欺とまでは言えなくても、労働搾取に近い案件もWeb上にはあふれています。
よくあるのが、「テストライティング」と称して、本来の報酬よりも極端に安い金額で記事を書かせるケースです。
「合格すれば高単価」と言いながら、テスト記事だけ納品させて連絡を絶つ悪質なクライアントも存在します。
また、文字単価が0.1円〜0.3円のような極端に低い案件もおすすめしません。
これでは時給換算で数百円にもならず、電気代やAIツールの利用料で赤字になってしまうでしょう。
私は現在、文字単価1.8円で契約していますが、これは最初から信頼できる求人サイトで探した結果です。
SNSのDM（ダイレクトメッセージ）で送られてくる「誰でも受かる案件」には、十分な注意が必要です。
初心者が「詐欺」を回避して安全に稼ぐ3ステップ
「楽に稼げる」という誘惑を断ち切り、着実に収入を得るためには正しい手順が必要です。
私が未経験からスタートし、実際に月12万円を稼げるようになるまで実践した3つのステップを紹介します。
ステップ1：まずは「Webライティング」の基礎を学ぶ
ステップ2：生成AI（ChatGPTなど）を正しくツールとして使う
ステップ3：信頼できる方法で案件を獲得する
ステップ1：まずは「Webライティング」の基礎を学ぶ
AIを使う前に、まずは人間が文章を書くための基礎を身につけることが最優先です。
なぜなら、AIはあくまで指示通りに動く機械だからです。
私たち人間に「良い文章」や「SEO（検索で上位に表示させる技術）」の知識がなければ、AIが書いた文章が良いのか悪いのかさえ判断できません。
私は大学時代のインターンシップで、記事の構成作りやSEO、ワードプレスの使い方などを徹底的に学びました。
社会人の方なら、まずは市販の本を1〜2冊読んでみるか、先ほどお伝えしたような信頼できるスクールで基礎を固めることから始めましょう。
ステップ2：生成AI（ChatGPTなど）を正しくツールとして使う
基礎がわかってきたら、ここでようやくAIの出番です。
ただし、AIに「ブログを書いて」と丸投げしても、質の高い記事は生まれません。
AIから良い回答を引き出すための「プロンプト（指示文）」を設計するスキルが必要です。
私も最初は試行錯誤しましたが、今では「記事構成案の作成」や「誤字脱字のチェック」など、AIが得意な作業を任せることで効率を上げています。
いきなり高額なAIツールを買う必要はありません。まずは無料で使えるChatGPTなどから触ってみてください。
ステップ3：信頼できる方法で案件を獲得する
スキルと道具が揃ったら、仕事を探します。ここで「SNSの怪しい勧誘」に乗ってはいけません。
私がおすすめするのは、Indeed（インディード）などの一般的な求人検索サイトや、大手のクラウドソーシングサイトを使うことです。
実際、私はIndeedで「ライター 業務委託」と検索し、応募した企業と契約を結びました。
その結果、文字単価1.8円という好条件で、現在は月に10〜12記事ほどを継続して執筆できています。
「誰でも・簡単に」という場所ではなく、「普通の求人」として募集されている案件に応募する。
これが、詐欺を回避して安全に稼ぐ一番の近道です。
【実録】AIライティングで月10万稼ぐために必要なこと
ここからは、実際に私が会社員として働きながら、副業で月10万円以上の収入を得ているリアルな実態をお話しします。
「楽して稼ぐ」のではなく、「効率よく稼ぐ」ための考え方として参考にしてください。
楽しては稼げないが、効率化はできる
私は現在、1文字あたり1.8円の契約で、月に10本から12本の記事を執筆しています。
本業のSIerとしての仕事が終わった後や休日に作業をしていますが、これだけの量をすべて自力でやるのは不可能です。
そこで私は、AIを「優秀なアシスタント」として使い、作業時間を半分以下に短縮しています。
具体的にどの作業をAIに任せているのか、私の手の内を公開しちゃいます。
【AIで効率化している作業リスト】
- キーワード・競合分析
「どんなキーワードが検索されているか」「上位の記事には何が書かれているか」といった分析は、AIが得意とする分野です。膨大なデータを一瞬で整理してくれるため、リサーチにかかる時間を大幅に削減できます 。 - 記事構成（骨組み）の作成
いきなり書き始めるのではなく、AIに「この記事の目次案を作って」と指示を出します。AIが作った骨組みをベースに、自分の経験や独自の視点を加えることで、スムーズに執筆に入れます。 - 下書きの執筆
「この章の本文を書いて」と指示すれば、AIは数十秒で文章を生成します。もちろんそのままでは使えませんが、ゼロから書く労力に比べれば、修正するほうが圧倒的に楽です。 - 誤字脱字・ルールチェック
人間はどうしてもミスをしますが、AIは疲れません。書き上げた記事をAIに読み込ませ、「誤字脱字はないか」「指定したルール（表記ゆれなど）を守れているか」をチェックさせれば、品質を担保できます。
AIは何もしなくてもお金を生む機械ではありませんが、こうした面倒な作業を肩代わりしてくれる最強のパートナーです。
自分の時間を切り売りする副業だからこそ、AIを使って賢く稼ぐ姿勢が重要になります。
文系・未経験こそAI活用がおすすめな理由
「文系だからITツールは苦手」と思い込んでいませんか。
実は、AIライティングこそ文系の方におすすめしたい仕事です。
ChatGPTなどの生成AIを使いこなすために必要なのは、複雑なプログラミングコードではありません
必要なのは「的確な日本語で指示を出す力」です。
どうすれば相手（AI）に意図が伝わるかを考え、言葉を選ぶ能力は、理系・文系に関わらず役に立ちます。
私は文系出身でSIerに就職しましたが、そこで学んだ「論理的に伝える力」は、そのままAIへの指示出し（プロンプト設計）に活かされています。
「未経験だから」と怖がらず、言葉を扱うのが得意な文系の方こそ、ぜひAIという新しいペンを手に取ってみてください。
まとめ
今回は、「AIライティング副業は詐欺なのか？」という疑問について、私の実体験を交えて解説しました。
結論として、AI副業そのものは詐欺ではありませんが、「楽して稼げる」と謳う怪しい案件には近づかないのが鉄則です。
私が月12万円の副業収入を得られているのは、怪しい裏ワザを使ったからではありません。
「Webライティング」という確かなスキルを身につけ、AIという「便利な道具」を正しく使いこなしているからです。
この記事のポイントを振り返りましょう。
- 「スマホでポチポチ」「即金」系の募集は詐欺か稼げない案件
- 高額なスクールに入らなくても、基礎は書籍や優良な学習環境で身につく
- 文系や未経験者こそ、言葉を扱うAIライティングと相性が良い
最初は誰でも未経験です。私も大学時代のインターンシップで、SEOや記事構成の基礎を学ぶところからスタートしました。
正しい知識とスキルさえあれば、文系出身の会社員でも、本業プラスアルファの収入を作ることは十分に可能です。
「自分には難しいかも」と諦めず、まずは無料のChatGPTに触れてみたり、ライティングの入門書を読んでみたりすることから始めてみてください。
その小さな一歩が、あなたの働き方を変える大きなきっかけになるはずです。
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